最強の防衛用編制 2026
記事 · 防衛の師団編制
Hearts of Iron IVにおける最強の防衛師団編制
実際に組んでパーティで回した編制が七つ。戦闘正面幅10の安い歩兵から、山岳と湿地の特殊部隊まで。«ドイツの戦車の楔を止める»ではない。普通のAI相手なら線は持ちます。
どの編制が要るか
軍需工場がほとんどなく車両技術もないなら«歩兵10幅»を取る。歩兵5大隊は安く、数で前線を埋める。軍需工場が7〜10と対空研究ができたら«装甲歩兵10幅»へ。中自走対空砲が装甲でダメージの一部を受け、敵航空機から守る。
砲兵に軍需工場が2〜5あり、守るだけでなく反撃もしたいなら«歩兵15幅»を取る。歩兵6大隊と砲兵で防御と反撃用の対人攻撃が付く。
地形には専用編制を使い、その地形だけで使う。森林と密林は«レンジャー15幅»、山岳と丘陵は«山岳兵25幅»、湿地は«海兵隊25幅»。三つとも特殊部隊上限に入るので数は出せず、乾いた平地では役に立たない。
列強の後半、通常前線なら«装甲歩兵20幅»。歩兵9大隊と中自走対空砲で、この記事でいちばん硬い編制だ。ボットがマスから剥がすのはまず無理だろう。では各編制を見ていく。
どの編制を出すか
歩兵、戦闘正面幅10
- 安い
- 弱小国向け
- 防衛

いちばん安い骨格。歩兵5大隊、工兵中隊、連隊の重火器中隊。幅は陸上の全地形に収まる。ゲーム中どの国でも出せます。極小国は研究する余裕がなければ重火器中隊を外してよい。
1個では軍を止めません。売りはコストで、量産できます。弱小国はマスに2〜5、列強は6から。戦車には無力。支援対戦車砲兵が要る。組織が許せば支援砲兵を中隊に(ドクトリン後が多い)。対人攻撃が増えるので悪くない。
長所
- 安く、量産できる。
- 必要な研究は重火器中隊と工兵中隊だけ。
- 戦闘正面幅が地形にきれいにはまる。
短所
- 質ではなく数。1編制では全軍を止めない。
- 対戦車なしでは戦車に無力。
- 重火器中隊の研究が要る。
| 資源 | 師団あたり |
|---|---|
| 人的資源 | 5540 |
| 歩兵装備 | 540 |
| 支援装備 | 35 |
| 戦闘正面幅 | 10 |
全師団の合計
上の表の単価に、選んだ師団数を掛けた合計。
- 人的資源
- 66.480
- 歩兵装備
- 6.480
- 支援装備
- 420
判定。車両がない弱小国なら取る。必要なら中隊に支援対戦車砲兵/支援対空砲兵/砲兵を足す。補給を見て決める。この師団が多ければ、そこそこ強い敵は止められる。
装甲歩兵、戦闘正面幅10
- 安い
- 装甲
- 防衛

通常の10幅より強い。歩兵4大隊、中自走対空砲1、工兵中隊。敵に戦車も対戦車もなければ、装甲がダメージの一部を止めます。自走対空砲は敵航空優勢のペナルティも削り、航空機も落とす。組織は低いが、実用になる。
自走対空砲は安く作り、装甲は最大に:一名用砲塔と基本型対空砲で。戦間期の車体で足り、1938〜40は不要。軍需工場10なら1〜2年でこの師団24個分がそろう。マスに1〜2個と通常の10幅を2〜3個置けば線はすでに硬い。ドイツ級の大きな列強は装甲歩兵20幅を検討する。
歩兵のドクトリン分岐で組織が上がる。最終が45以上なら重火器中隊を足せる。
長所
- 装甲が敵ダメージの一部を削る。
- 敵航空機の被害が少なく、航空機も落とす。
- 弱小国でも出せる。
短所
- 自走対空砲に軍需工場が最低7〜10。
- 対空砲の研究が要る。
- 強い列強は止めない。
| 資源 | 師団あたり |
|---|---|
| 人的資源 | 4800 |
| 歩兵装備 | 410 |
| 支援装備 | 30 |
| 中自走対空砲 | 40 |
| 戦闘正面幅 | 10 |
全師団の合計
上の表の単価に、選んだ師団数を掛けた合計。
- 人的資源
- 38.400
- 歩兵装備
- 3.280
- 支援装備
- 240
- 中自走対空砲
- 320
判定。防衛では歩兵10幅の数倍強い。ほぼどの国でも勧める。ドクトリン分岐のあと、組織が45を切らなければ重火器中隊。マスに通常歩兵がいれば、戦車大国以外の普通の国にはよく持つ。
歩兵、戦闘正面幅15
- 安い
- 万能
- 中盤

10幅と20幅の橋。歩兵6大隊、砲兵1、工兵中隊。守備も攻撃もこなす。比較的安いが砲を消費する。全軍をこの編制にすると砲兵に軍需工場が7以上になり、いつもの1〜3ではなくなる。
組み合わせ:10幅(装甲の有無は問わず)が前線を持ち、15幅が突撃の要。またはマスに1〜2個を10幅と混ぜて防衛の対人攻撃。幅は多くの地形に収まる。1940年のドイツでフランスをこう止めた。国境に2〜3。中くらいの弱小国から中くらいの列強まで。攻めるなら騎兵偵察支隊で地形補正。歩兵のドクトリン分岐が開き組織が50を超えるなら、重火器中隊か支援砲兵を足せる。
長所
- 攻めも守りもできる。
- ほとんどの国に合う。
短所
- 砲兵を大量に消費する。
- 偵察なしでは地形ペナルティ。
| 資源 | 師団あたり |
|---|---|
| 人的資源 | 6800 |
| 歩兵装備 | 610 |
| 支援装備 | 30 |
| 牽引式野戦砲 | 24 |
| 戦闘正面幅 | 15 |
全師団の合計
上の表の単価に、選んだ師団数を掛けた合計。
- 人的資源
- 40.800
- 歩兵装備
- 3.660
- 支援装備
- 180
- 牽引式野戦砲
- 144
判定。柔軟な中間。守りも攻めも。組織が許せば重火器中隊、偵察、中隊の砲兵で伸ばせる。
レンジャー、戦闘正面幅15
- 安い
- 万能
- 特殊部隊

森林と密林であり、平地ではない。レンジャー6大隊、砲兵1、支援砲兵と工兵中隊。組織に余裕があり、中隊へ砲兵を追加できる。特殊部隊上限ならどの国でも最低4個出せます。
ポルトガルで南のスペインをこう止めた。レンジャーIIと特殊部隊ドクトリンのあと、重火器中隊と偵察。弱小国でも列強でも使える。森林では歩兵15幅より明らかに強い。
長所
- 攻めも守りもできる。
- 組織を伸ばし中隊を足しやすい。
- 森林では歩兵15幅より強い。
短所
- 砲兵を大量に消費する。
- 特殊部隊上限で多くは出せない。
| 資源 | 師団あたり |
|---|---|
| 人的資源 | 7100 |
| 歩兵装備 | 850 |
| 支援装備 | 30 |
| 牽引式野戦砲 | 36 |
| 戦闘正面幅 | 15 |
全師団の合計
上の表の単価に、選んだ師団数を掛けた合計。
- 人的資源
- 28.400
- 歩兵装備
- 3.400
- 支援装備
- 120
- 牽引式野戦砲
- 144
判定。弱小国でも列強でも、森林や密林を埋める良い師団。組織に余裕があれば中隊と連隊の枠を足せる。
装甲歩兵、戦闘正面幅20
- 列強向け
- 万能
- 装甲

装甲歩兵10幅の上位で、列強向け。歩兵9大隊、中自走対空砲1、工兵中隊と支援砲兵。マスから追い出すのは難しい。とくに単独でなければ。AIはかすり傷を負わせるのにも複数師団を1マスに集中させることが多い。特殊部隊を除けば、通常前線では記事中いちばん。
反撃はできるが、攻めるなら突破編制が要る。歩兵のドクトリン分岐で組織を上げ、それから重火器中隊と偵察。マスに1〜2個と他師団2〜3、手動の交代で敵は前線を動かしにくい。弱小国は規模が大きくて出せないことが多く、列強は出せる。敵の対戦車や戦車で大きく弱る。装甲をよく貫く。
長所
- 装甲で非常によく持つ。
- 砲兵で反撃できる。
- ほぼどの列強でも出せる。
短所
- 中自走対空砲が要る。
- 敵の対戦車と戦車が装甲の意味を削る。
- 偵察なしでは地形ペナルティ。
| 資源 | 師団あたり |
|---|---|
| 人的資源 | 10100 |
| 歩兵装備 | 910 |
| 支援装備 | 30 |
| 牽引式野戦砲 | 12 |
| 中自走対空砲 | 40 |
| 戦闘正面幅 | 20 |
全師団の合計
上の表の単価に、選んだ師団数を掛けた合計。
- 人的資源
- 60.600
- 歩兵装備
- 5.460
- 支援装備
- 180
- 牽引式野戦砲
- 72
- 中自走対空砲
- 240
判定。列強向けの強い編制。マスに1〜2と他2〜3で防衛はかなり硬い。組織があれば偵察と重火器中隊。弱小国にはたいてい高い。
山岳兵、戦闘正面幅25
- 列強向け
- 万能
- 特殊部隊

山の王。山岳兵11大隊、砲兵1、中隊は支援砲兵・工兵・野戦病院。連隊に重火器中隊2。山岳と丘陵用。補正のおかげで1個が敵の複数師団を止めることが多い。他地形ではほぼ無用。平地には出さない。特殊部隊上限でもどの国でも最低2個出せる。
砲兵が反撃の対人攻撃、病院が損耗を削り、重火器が防御を上げる。列強向けの編制。
弱小国は病院と重火器中隊を1〜2外してよい。幅は山にまだ合う。強化:山岳歩兵II〜IIIか特殊部隊ドクトリンがあれば、重火器中隊3つ目と偵察。
長所
- 山岳で守りも攻めも強い。
- 人的損失が少ない。
- 守れて攻められる。
短所
- 砲兵と支援装備が多い。
- 高い。
- 他地形では無用。
| 資源 | 師団あたり |
|---|---|
| 人的資源 | 13080 |
| 歩兵装備 | 1610 |
| 支援装備 | 70 |
| 牽引式野戦砲 | 36 |
| トラック | 20 |
| 戦闘正面幅 | 25 |
全師団の合計
上の表の単価に、選んだ師団数を掛けた合計。
- 人的資源
- 26.160
- 歩兵装備
- 3.220
- 支援装備
- 140
- 牽引式野戦砲
- 72
- トラック
- 40
判定。列強向けの強い山岳編制。重火器中隊と野戦病院を外せば弱小国でも出せる。組織があれば重火器中隊をもう1つと偵察で強化できる。
海兵隊、戦闘正面幅25
- 列強向け
- 万能
- 特殊部隊

山岳編制と同じ並びだが、湿地の王。海兵隊11大隊、砲兵1、同じ中隊と重火器中隊2。上陸でも使える。乾いた平地や他地形では使わない。補正がない。特殊部隊上限でもどの国でも最低2個出せる。
弱小国向けの軽い版も同じ。工業が足りなければ病院と重火器を外す。強化するなら、海兵II〜IIIか特殊部隊ドクトリンのあと、重火器中隊3つ目と偵察。コストは山岳と同じ。
長所
- 湿地で守りも攻めも強い。
- 人的損失が少ない。
- 上陸にも使える。
短所
- 砲兵と支援装備が多い。
- 高い。
- 他地形では無用。
| 資源 | 師団あたり |
|---|---|
| 人的資源 | 13080 |
| 歩兵装備 | 1610 |
| 支援装備 | 70 |
| 牽引式野戦砲 | 36 |
| トラック | 20 |
| 戦闘正面幅 | 25 |
全師団の合計
上の表の単価に、選んだ師団数を掛けた合計。
- 人的資源
- 26.160
- 歩兵装備
- 3.220
- 支援装備
- 140
- 牽引式野戦砲
- 72
- トラック
- 40
判定。湿地と上陸用。まずは列強向け。弱小国は病院なしの軽い版でよい。
編制をどう選んだか
まず案をたくさん出した。それから実際のプレイで試した。紙の上だけでなくキャンペーン全体で通用するか。弱小国と列強の工業で出せるか、敵に本当に持ちこたえられるか。
幅は慎重に:10、15、20、25。10は戦闘正面幅50、60、70、80に収まる。25は山岳と湿地に残した。そこは基礎幅50で、このサイズのほうが安定する。それから経済に合わせた。まともな車両なしで間に合わせで組めるもの、中自走対空砲に工場7〜10が要るところ、大国だけが出せるもの。
特殊部隊は全線に薄く広げない。上限が許さない。レンジャー、山岳兵、海兵隊は、地形が本当に補正する方向だけにした。
机上の空論ではなく実戦で全編制を試した。安い歩兵が普通のAIに持ちこたえれば残した。理想条件だけで次のマスで崩れるものは、容赦なく切った。
まとめ
HoIの防衛は、あらゆる場合に«正しい»1編制ではない。工業に合わせた線と、地形に合わせた特殊部隊。最上位戦車は止めない。そう作られている。AI相手なら、マスに1個置かず、七つをごちゃ混ぜにしなければ足りる。