最強の空挺編制 2026
記事 · 空挺の師団編制
Hearts of Iron IVにおける最強の空挺師団編制
完成した空挺編制が二つ。師団設計で何を組むか、どこが違うか、始めたばかりならどちらを取るか。
どの編制が必要か
ひとつめ
小さな師団をたくさん
どの国でも使える。一度に多く降ろし、鉄道を取って、本隊が陸から着くのを待つ。敵がすぐ攻めてきたら、この師団はほぼ確実に死ぬ。それでいい。人的資源2000と歩兵装備260だから、損失は小さい。
ふたつめ
少し厚くしてマスを持つ
すぐ渡せないマスのとき。補給ハブ、港、首都。工兵中隊と「重火器中隊」が防御を少し上げ、「空挺軽戦車」が師団全体に装甲を足す。上限からは4個師団。敵が数個師団出せば、それでも押し出される。
選び方。 迷ったら大隊2のひとつめ。敵後方でマスを10個取る方が、普通の歩兵にどうせ追い出される強い師団1個より役に立つことが多い。ふたつめは、本隊を間に合わせるタイミングが分かっていて、特殊部隊のドクトリンを開き、軽戦車を出す用意があるとき。
どの編制を置くか
編制は二つ。空挺を降ろすには輸送機、研究「空挺兵 I」、その戦略地域で十分な航空優勢(70%)が要る。足りないと空挺降下の命令自体が出せない。戦列の大隊にも支援中隊にも砲兵は入れない。パラシュートでは落とせない。だから攻撃は弱い。仕事は後方のマスを取ることであって、正面を割ることではない。降ろす師団が多いほど、取れるマスも増える。
空挺兵、戦闘正面幅 4
- 安い
- 量産
- どの国でも
いちばんよく置く編制です。強いからではない。むしろ弱い。大隊「空挺兵」が2つだけで、支援中隊はない。戦闘正面幅は4。特殊部隊の上限は24大隊から始まるので、この師団は12個まで持てる。鉄道上のマスを12個取る方が、野原に置いた大きめの空挺1個より敵の補給を痛める。
大隊「空挺兵」1つは戦闘正面幅2、人的資源1000、歩兵装備130。2大隊なら人的資源2000、歩兵装備260。支援中隊は足さない。中隊ごとに人と装備が要り、この編制は安さが目的だから。マスをできるだけ多く取るには、師団数をできるだけ多くしたい。
戦闘ではほぼ負ける。敵がすぐ歩兵を寄せれば追い出され、しばしば消滅する。退路がない。すでに後方にいる。損失は小さく、作り直しも安い。降下は、マスを取ったあと本隊が間に合えば効く。本隊が遅れるなら、師団はただ死ぬ。
死んでも、高い師団を失うほどは惜しくない。この師団はまさに数を出すためのもので、できるだけ多くのマスを取るためにある。
| 資源 | 師団1個あたり |
|---|---|
| 人的資源 | 2000 |
| 歩兵装備 | 260 |
| 戦闘正面幅 | 2 |
| 特殊部隊の大隊 | 2 |
| 基本上限での最少師団数 | 12 |
全師団の合計
上の表と同じ内訳を、選んだ師団数でかけた合計。
- 人的資源
- 24 000
- 歩兵装備
- 3 120
長所
- とても安い。人的資源2000と歩兵装備260。
- どの国でも、特殊部隊の基本上限からこの師団を12個持てる。
- 師団が多いほど、取れるマスと切れる補給路が増える。
短所
- 戦闘ではほとんど持たない。
- ほぼどの戦闘も師団の消滅で終わる。
- 敵がすぐ攻めてきたらマスを保てない。
結論。 始めるならこの編制。本隊がすぐ着く場所へ降ろす。先に降してから助け方を考えると、12個全部失う。
使い方
安くて数があるので、 奥の後方へ落とす。前線のすぐそばではない。目的は戦闘に勝つことではなく、大事なマスを取ること。鉄道、港、首都、飛行場。前線から遠く、マスが重要であるほど、敵は補給なしで長く苦しみ、あなたを追い出すために前線から兵を剥がす。
敵歩兵が厚い場所の隣には落とさない。すぐ消されて意味がない。先に敵を引きつけて、たとえば首都を取り、本隊が着くまで待つか隣のマスを動き回る。
空挺兵、戦闘正面幅 12
- マスを保持
- 列強向け
ひとつめより厚いが、壁ではない。特殊部隊の大隊が6なので、同じ上限ならだいたい4個師団。戦闘正面幅12。短い区間では、師団が広すぎるペナルティは出にくい。仕事は大事なマスを取り、本隊が突き抜けるまで持つこと。敵が数個師団出せばそれでも押し出される。人が少なく、砲兵がない。
「重火器中隊」は重戦車ではない。ゲームでは機関銃と軽迫撃砲の中隊の名前。パラシュートで落とせる。通常の砲兵は落とせない。連隊に2つと工兵中隊で防御が少し上がる。「空挺軽戦車」は偵察と、師団全体への装甲。軽戦車の設計では装甲を上げる。支援の戦車大隊だけでなく、師団全体が生き残りやすくなる。
空挺の軽戦車を開くには、特殊部隊のドクトリンと空挺用のサブドクトリンが要る。ゲームでは「破壊工作隊」と「集中投下」。どちらも同じ中隊を開く。あとでサブドクトリンを変えても、ゲームはその中隊を取り上げない。小国で陸軍経験値が足りない、あるいは手間をかけたくないなら、軽戦車は置かない。編制はそれでも動く。装甲が減るだけ。
師団1個に人的資源7280、歩兵装備850、支援装備40、軽戦車24。補給は普通の歩兵並みで、まだ我慢できる。ただし包囲されて本隊からの通路がなければ、補給は止まる。人的資源ではひとつめの約4倍で、師団は12個ではなく4個。取れるマスは減る。
| 資源 | 師団1個あたり |
|---|---|
| 人的資源 | 7280 |
| 歩兵装備 | 850 |
| 支援装備 | 40 |
| 軽戦車 | 24 |
| 戦闘正面幅 | 12 |
| 特殊部隊の大隊 | 6 |
| 基本上限での最少師団数 | 4 |
全師団の合計
上の表と同じ内訳を、選んだ師団数でかけた合計。
- 人的資源
- 29 120
- 歩兵装備
- 3 400
- 支援装備
- 160
- 軽戦車
- 96
長所
- 師団1個あたりの特殊部隊が少ない。基本上限に4個入る。
- 空挺の軽戦車を置けば装甲がある。
- マスを数時間ではなく数日持てる。
短所
- 空挺の軽戦車には空挺のサブドクトリンが要る。
- 軽戦車用の軍需工場が要る。
- 強い敵相手に1週間は持たない。人が少なく砲兵がない。
結論。 マスがとても重要で、本隊が数日で着くならこの編制。普通の歩兵の代わりではない。本隊が1週間遅れるなら、ひとつめで鉄道を多く取った方がいい。補給のない敵の方が、厚くても孤立した師団1個より痛い。
使い方
この編制は 奥の後方へ投げない。高く、数が少ない。地図全体にばらまく意味がない。 前線の近くへ降ろす。敵の線に補給を送っているマスへ。よくある例が「補給ハブ」(ゲームでの呼び方)で、そこからあなたが割れない部隊へ補給が流れる。ハブを取れば前線の敵が飢え始め、すぐそばの本隊が数日で飢えた敵を割れる。
奥の後方に落とすと、戦車が着く前に追い出される。前線近くの大事なハブが、この師団の場所。
どちらを取るか
師団設計の見た目の「強さ」で選ばない。ふたつめは戦闘ではいつも厚い。見るのは、取れるマスの数と、空挺が生きているうちに本隊が間に合うか。自分はひとつめが多い。鉄道上の12個師団の方が、普通の歩兵がいずれ追い出す厚い空挺4個より、敵の補給を壊す。
| 項目 | 師団を多く | マスを保持 |
|---|---|---|
| 連隊の中身 | 空挺兵大隊2 | 空挺兵大隊6 + 「重火器中隊」2 |
| 支援中隊 | なし | 工兵中隊、「空挺軽戦車」 |
| 戦闘正面幅 | 2 | 12 |
| 特殊部隊の大隊 | 2 | 6 |
| 基本上限に入る師団数 | 12 | 4 |
| 人的資源 | 2000 | 7280 |
| 歩兵装備 | 260 | 850 |
| 軽戦車 | なし | 24 |
| いつ取るか | マスを多く取りたい | 大事なマスをひとつ持ちたい |
降下した直後に、普通の歩兵と同じ戦いを期待しない。四方を敵に囲まれた状態(いわゆる包囲、釜)では防御が30%下がる。降下後48時間は戦闘がさらに30%弱い。降下の仕様であり、編制の失敗ではない。だからひとつめは戦闘に勝つ必要がない。敵が補給なしのあいだ、鉄道の上にいればいい。ふたつめはこのペナルティに少し強いが、消えない。
降下したらその場にいない。できるだけ広く取り、敵部隊をそちらへ引きはがす。
まとめ
空挺兵は後方へ降りるためであり、正面を殴るためではない。支援中隊なしの大隊2が普通の選択。12個師団、安い、取れるマスが多い。大隊6、工兵中隊、「重火器中隊」2、空挺の軽戦車は、大事なマスを数日持たせたいとき。これらの編制に砲兵はない。パラシュートでは落とせない。良い降下は、敵の物をいちばん痛めるもの。鉄道、補給ハブ、飛行場。